脳梗塞後遺症とは?
脳梗塞とは、脳に栄養や酸素を送る血管がつまってしまい、脳の一部がダメージを受ける病気です🧠💦。
脳は「大脳」「小脳」「脳幹」という3つの部位で構成されていて、それぞれ「手足の運動」「感覚」「言葉を聴いて理解する」「物を見て認識する」などの役割を分担しています。
脳梗塞が起こると、ダメージを受けた部位に応じてさまざまな後遺症が現れ、一部は長く残ってしまうこともあります。
主な後遺症
脳梗塞の後遺症は、梗塞が起きた場所や範囲によって異なりますが、代表的な症状は以下の通りです。
💪 筋力の低下・片麻痺
- 体の片側(左半身・右半身)の筋肉が弱くなり、思うように動かせなくなる
- 歩いたり、物を持ったりすることが大変になり、日常生活に支障が出る
🌿 感覚障害
- 触覚や温度の感覚が鈍くなるため、熱いものを触っても気づかないことがある
- 怪我をしても痛みを感じにくい場合があるので注意が必要です⚠️
🤸♀️ 運動失調
- 動きがぎこちなくなり、バランスを取りにくくなる
- まっすぐ歩けなかったり、転びやすくなったりする
🗣 言語障害
- 話すことや言葉を理解することが難しくなる
- 特に左脳がダメージを受けた場合に起こりやすいです
👀 視覚障害
- 視野が狭くなったり、見える範囲が欠けてしまう
- 周囲の環境を認識しにくくなることがあります
脳は左右で反対側の体をコントロールしているため、右脳がダメージを受けると左半身麻痺、左脳がダメージを受けると右半身麻痺が現れます。
治療とリハビリ
脳梗塞の治療は、まず専門医による適切な医療行為が基本です🏥。血液をサラサラにする薬や血栓を溶かす薬、場合によっては血栓を除去する手術が行われることもあります。
ただし、医療的な治療だけでは十分ではありません。失われた身体機能や筋力を取り戻し、食事・着替え・トイレなど日常生活を自分で行えるようにするためのリハビリテーションが欠かせません🤝。
訪問マッサージでできること
脳梗塞後遺症による片麻痺や筋肉の重だるさに対して、訪問マッサージは血流改善・筋緊張の緩和・関節可動域の維持などでお役に立てます👐💗。
🌟 例:当院での取り組み
江戸川区在住の76歳女性の方は、数年前に脳梗塞を発症し、左麻痺の症状があります。
主な訴えは左下肢の重だるさや歩きづらさですが、日常生活は自立されています。
- 施術: 左を上にして横向きになっていただき、首・肩・背中・上肢・腰・下肢のマッサージを実施。特に臀部から下肢にかけて重点的に行っています。
- 他動運動: 仰向けで股関節・膝関節・足関節を動かし、動かしにくい筋肉の緊張を緩和。再度下肢の他動運動を行います。
その結果「最初より動かしやすくなった」とお喜びの声をいただいています😊。
今では趣味の編み物ができるようになるのが楽しみと話されており、「訪問で来てくれて話をしながらマッサージと運動をしてくれてありがたい」とおっしゃっていただいています。
📝 まとめ
脳梗塞後遺症は、損傷した脳の部位によってさまざまな症状が現れるため、ひとりひとり異なります。
筋力低下・感覚障害・言語障害・視覚障害など、日常生活に大きな影響を及ぼすことがあります。
訪問マッサージでは、血流促進・筋肉のこわばりを和らげることによって、動きやすさや生活の質の向上をサポートできます💐。
「自宅でケアを続けたい」「リハビリだけでは物足りない」と感じている方は、ぜひ一度ご相談ください📞。
📞 ご相談はお気軽にどうぞ
「訪問マッサージ・鍼灸について知りたい」「自分も対象になるか確認したい」など、
どんなことでもご相談ください。


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