生活保護受給者でも大丈夫！訪問マッサージ・鍼灸を受けるには？

生活保護受給者の方も、訪問マッサージを受けられますか？

「生活保護を受けているけど、訪問マッサージって利用できるのかな…？」というご不安を持たれる方もいらっしゃると思います。
結論から言うと、「はい、受けられる可能性があります。」ただし、いくつかの手続きが必要になります。

訪問マッサージ（訪問鍼灸）は医療扶助として扱われる

生活保護受給者の方は、医療扶助という制度を通じて、医療行為や医療的ケアを受ける費用が助成されることがあります。
訪問マッサージ・訪問鍼灸は、この医療扶助の対象として認められるケースがあります。

利用までの大まかな流れ

具体的には、以下のようなステップになります：
（自治体や市町村によって手順が若干異なる場合があります）

1. 給付要否意見書の発行
   まず、市役所などの自治体窓口で、ケースワーカーさんや担当者へ「訪問マッサージ（または鍼灸）を受けたい」という意思を伝えて、給付要否意見書を交付してもらいます。 この意見書は、「この方は医療扶助を受ける必要があるか」を判断する資料となります。
2. 主治医（かかりつけ医）の同意・署名
   次に、意見書に対して主治医の同意および署名をもらいます。医師が「この患者様には訪問マッサージ・鍼灸が必要である」と認めるという意味です。
3. 意見書を自治体へ提出
   医師署名済みの給付要否意見書を市役所などの担当窓口に提出します。これにより自治体が申請内容を審査します。
4. 医療扶助の決定 → 施術開始
   自治体が意見書および患者様の状況を確認し、医療扶助を認めると、訪問マッサージ・鍼灸の施術が開始されます。

なお、これらの手続きは当院でもサポート可能です。「手続きがわからない」「どう相談すればいいか知りたい」などありましたら、お気軽にお聞きください😊。

利用にあたっての注意点・ポイント

• 自治体によって扱い・書式・審査の基準が異なることがあります。
• 給付要否意見書をもらえるかどうかは、身体の状態・傷病内容などで判断されます。
• 主治医が同意しないケースもあります。その場合は、なぜ同意が得られないかを医師に相談することが重要です。
• 施術を始めた後も、定期的に状態をチェックして、必要に応じて書類を更新したり、施術プランを見直したりすることがあります。

📝 まとめ

生活保護受給者の方でも、適切な手続きを踏めば訪問マッサージ・訪問鍼灸を医療扶助として受けられる可能性があります🌸。
手続きとしては「給付要否意見書 → 医師の同意 → 提出 → 医療扶助決定 → 施術開始」の流れが基本となります。
しかし、自治体によって異なる部分もあるので、ぜひご自身のお住まいの自治体や当院にご相談ください📞。サポートいたします！