アルツハイマー・血管性・レビー小体型…認知症の種類とご自宅でのケア。

認知症ってなに？

「認知症」という言葉はよく聞きますが、実はひとつの病気の名前ではありません。
脳の働きが低下して記憶・判断・思考・感情・行動などに影響が出る状態の総称を「認知症」と呼びます。

誰にでも起こりうる身近な状態ですが、種類によって特徴や進行の仕方が異なります🌷。

認知症の主な種類

🧠 アルツハイマー型認知症

• もっとも多いタイプで、全体の約6割を占めるといわれています。
• 脳に「アミロイドβ」というたんぱく質がたまり、神経細胞が壊れていくことが原因と考えられています。
• もの忘れから始まり、徐々に判断力・見当識（時間や場所の把握）の低下が見られるのが特徴です。

🩸 血管性認知症

• 脳梗塞や脳出血など、脳の血流障害が原因で起こる認知症です。
• 症状は脳のダメージを受けた部位によって異なり、まだらな記憶障害や感情のコントロールの難しさ、麻痺などの身体症状が伴うことがあります。
• 脳梗塞後遺症の方に多く見られます。

🌙 レビー小体型認知症

• 脳に「レビー小体」という異常なたんぱく質がたまることで起こります。
• 視覚の幻覚（実際にはないものが見える）、注意力の変動、パーキンソン症状（手足の震えや動きにくさ）が特徴です。
• 「日によってしっかりしている時とそうでない時がある」という波があることが多いです。

その他の認知症

• 前頭側頭型認知症（人格や行動の変化が先に現れるタイプ）
• アルコール関連認知症など、原因が特定できるもの

認知症の症状（共通して見られるもの）

• 記憶障害（もの忘れ・同じことを何度も聞くなど）📝
• 判断力の低下・日常動作のミス😵
• 感情の変化・気分の落ち込み・興奮など🧠
• 時間や場所がわからなくなる見当識障害🌙

ケアのポイント

• 安心できる環境・生活リズムを整える🌸
• できることを続ける（散歩・趣味・簡単な家事など）🌿
• 家族や周囲の方が声かけやサポートを行う😊

訪問マッサージでできること

認知症そのものを治すことはできませんが、訪問マッサージは身体面・精神面のサポートとして役立ちます💐。

• 筋肉のこわばりをやわらげ、血流を促進する🌿
• リラックス効果で不安や緊張をやわらげる💛
• 施術中の会話やコミュニケーションが刺激となり、気分転換や安心感につながる😊
• 関節可動域を保ち、転倒予防や日常動作の維持をサポートする🤝

📝 まとめ

「認知症」とはひとつの病気ではなく、アルツハイマー型・血管性・レビー小体型などさまざまな種類があります。
どのタイプでも、早期から環境づくり・生活リズム・体のケアが大切です🌸。

訪問マッサージは、筋肉や関節の柔軟性維持、血流促進、リラクゼーションや会話による安心感などを通じて、認知症の方やご家族の生活をやさしくサポートします💐。
「在宅でできるケアを増やしたい」「少しでも穏やかな毎日を過ごしてほしい」という方は、お気軽にご相談ください📞。