頸椎症と「スマホ首」の関係について

症状別

最近、「首や肩が重い」「上を向くと痛い」「手先がしびれる」などのお悩みを持つ方が増えています。こうした症状の原因のひとつとしてよく見られるのが 頸椎症(けいついしょう) です。現代ではスマートフォンやパソコンの使用時間が増えたことで、姿勢による負担が蓄積しやすくなっています。

🌿 頸椎症とは?

首の骨(頸椎)は7つの骨で構成され、その間にある椎間板がクッションの役割を果たしています。しかし、加齢や姿勢の悪さによって椎間板がすり減ったり、骨が変形したりすると神経が圧迫され、首・肩・腕のしびれや痛みが生じます。これが頸椎症です。

📱 現代病ともいえる「スマホ首」

スマホやタブレットを見る姿勢は、つい前かがみになりがち。実は頭はボーリング玉ほどの重さがあり、前に傾く角度が大きくなるほど首には何倍もの負担がかかってしまいます。

例えば…

  • うつむき姿勢が続く
  • 肩がすぼまって胸が狭くなる
  • 首の後ろ側が常に引っ張られている

こうした姿勢は首の筋肉を常に緊張させ、頸椎症の悪化につながります。

🧊 主な症状

  • 首・肩のこりが強くなる
  • 手や腕のしびれ
  • 上を向くと痛い(神経が圧迫されやすいため)
  • 手の細かい動作がしづらい

💆‍♀️ 訪問マッサージでできること

訪問マッサージでは、首だけを触るわけではありません。実は、頸椎症の痛みは “首だけが原因” ではなく、胸や肩甲骨、腕の筋肉の硬さが影響しているケースも多くあります。

そのため、

  • 首・肩・肩甲骨周りの緊張をやさしく緩める
  • 胸の筋肉をゆるめ、姿勢が整いやすい状態をつくる
  • 無理のない範囲で首の可動域を広げる

こうした施術を組み合わせることで、痛みやしびれの軽減を目指します。

🌼 ご自宅でできる予防ケア

  • スマホはなるべく目の高さで持つ
  • 1時間に1回、肩回し+ゆっくり深呼吸
  • 枕の高さを見直してみる(高すぎると悪化)

🌙 まとめ

頸椎症は、日常の姿勢や癖が大きく関係しています。痛みが続くと、睡眠の質が落ちたり、家事や趣味がおっくうになったりと生活のあらゆる場面に影響が出てしまいます。

早めのケアで症状は改善しやすくなりますので、首や肩の不調が続く方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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どんなことでもご相談ください。

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