転倒を防ぐ「お部屋づくり」のポイント

事業所から

🏡 転倒を防ぐためのお部屋づくり

ご自宅での生活は安心できる反面、実は転倒リスクが最も高い場所でもあります。 特にパーキンソン病、脳梗塞後遺症、下肢の筋力低下がある方は、ちょっとした段差やラグのめくれが転倒につながることも。

今回は、ご自宅でできる転倒予防のお部屋づくりについてご紹介します🕊️

🌿 転倒が起きやすい場所の特徴

  • 廊下と部屋の境目に小さな段差がある
  • ラグ・カーペットの端が浮いている
  • 夜間のトイレや移動時、照明が暗い
  • 床に物が置きっぱなしになりやすい
  • スリッパが滑りやすい素材

特にパーキンソン病の方は「すくみ足」が出るため、ちょっとした凹凸が歩きにくさを助長します。

🛋️ 今すぐできる“簡単な工夫”

① ラグを見直す

めくれやすいラグは転倒の大きな原因です。 可能であれば撤去、または滑り止めマットを使うのがおすすめです。

② 夜間の移動は足元ライトを

暗い廊下はつまずきやすいので、小さな足元ライトを置くだけで安全性が大きく変わります。

③ つたい歩きがしやすい家具配置に

両側に手を添えられる場所があると安心して歩けます。 家具は“歩くルートの左右に少しずつ配置”すると安全性がUPします。

④ スリッパより“かかとがある靴”

パタパタと脱げやすいスリッパは転倒の一因に。 かかとがしっかりある室内用シューズをおすすめします。

💆‍♂️ 訪問マッサージでできること

転倒を防ぐには、環境だけでなく身体のケアもとても大切です。

  • 膝や股関節の可動域を広げる
  • 下肢の筋肉をやわらかくし安定感を高める
  • バランス感覚を整える運動をサポート

施術の際には実際のお部屋を見ながら「ここは安全」「ここは改善できそう」といったアドバイスをお伝えすることも可能です。

🌼 まとめ

転倒は“防げるリスク”です。 お部屋の環境を整え、身体のケアを続けていくことで、安心してご自宅での生活を送ることができます。

不安なことがあれば、お気軽にご相談くださいね。

📞 ご相談はお気軽にどうぞ

「訪問マッサージ・鍼灸について知りたい」「自分も対象になるか確認したい」など、
どんなことでもご相談ください。

コメント